子どもの出生証明(EXTRAIT D'ACTE DE NAISSANCE)をもらいに市役所(Mairie)に行ってきました。
フランスでは、滞在許可証や子どもの学校登録など何かと手続きをする際に必要になります。
フランスで生まれた子の場合は、出生した場所の管轄の市役所にもらいに行きます。
無料なのですが、手続きも各市によって異なります。
自分の身分証明と子の生年月日と名前だけでOKなところもあれば、出生場所などかなり細かく用紙に記入しないといけないところもあります。
子どもの生まれた地区が異なれば、当然、出生記録のある市役所も違いますのでそれぞれの市役所に出向きます。
生まれた日時場所は過去のことなので変わらなくても、書類の有効期限は三ヶ月なので、申請する日から遡って三ヶ月以内の日付のものを用意する必要があり、今回も手元にあるのはとっくに有効期限が切れているので再度出向きました。
子どもの生まれた場所とは、こうしてずっと付き合っていかないといけないのだなぁといつもしみじみ思います。
証明が必要な人が、日本で生まれた場合は、日本から戸籍謄本を取り寄せ、それをフランス語に翻訳する必要があります。
委任状を書いて日本の知り合いに取りに言ってもらうこともできますが、日本の市役所は海外に郵送もしてくれます。
基本は法定翻訳家の翻訳でないといけないらしいのですが、一部の地区では日本大使館の翻訳でも良いらしいです。
法定翻訳家にお願いする場合は、まずは日本からどのような書類を取り寄せる必要があるのかを事前に聞くのも良いです。
同じ、出生証明書(EXTRAIT D'ACTE DE NAISSANCE)であったとしても、翻訳家によってどこまでを入れるかも違うようで、記載内容や文章も少し異なります。
料金やかかる日数も翻訳家によって異なります。
取り寄せから翻訳までの日数を考えると、有効期限三ヶ月って短い。。。
写真:ヌイイ シュル セーヌの市役所