こんにちは!フルリールデザインの田中です。
在仏日本人会のメール会報にフランスでの詐欺の手口について書かれていて、多くの方にお伝えくださいとの事だったのでブログに転記します。
確かにこの手口、知らなければついカード渡してしまいそうです。
みなさんもご注意くださいね。
在仏日本人会さんの会報は、海外生活に必要な事がいっぱいで読み応えがあり、私も毎回楽しみにしています。
新 完璧な新しい詐欺手口!注意!
以下、新たな手口の詐欺の経験談です。被害に遭わないように多くの方にお知らせしてください。
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この詐欺はとてもスマートです。前もってわからなければ私もひっかかってしまいます。
この詐欺はよく考えられています。
十分気をつけてください。贈り物を届ける配達人に注意してください!
以下は、被害者自身による事件の説明です。
先週の水曜日、私は、以下の会社に所属しているという人からの電話を受けました。
「エクスプレスクーリエ」、名前は変わる可能性があります。
サインが必要な配達があるので、家に戻るかどうか尋ねられました。
電話の主は、配達物を約1時間で私の家に届けると言うことでした。
確かに、約1時間後、制服を着た配達員が、美しい花のバスケットとワインのボトルを持って到着しました。
特別な機会や休暇でなかったので、私は非常に驚きました、そして私はそのようなものを期待していませんでした。
困惑して、私は送り主が誰であるか尋ねました。
配達員は「わからない、ただ荷物を配達しているだけだ」と答えました。
どうやらグリーティングカードは別に送られていると。
でもカードは結局つきませんでした!
プレゼントには委託書もありました。
次に、ギフトにはアルコールが含まれているため、3.50ユーロの「配達/確認料金」が発生するということでした。
つまり、それは、盗まれる可能性のある玄関先に荷物を置きっぱなしにせず、実際に荷物を配達したことをそれで証明すると説明されました。
特に未成年者に盗まれたら。確かにそうだと思い、私は彼に現金で支払うことを申し出ました。
彼は、すべてが適切に会計処理されるように、配送会社はクレジットカードでのみ支払いを受け付けていると私に答えました。
取引の法的な記録のため。
「配達人は、紛失を避け、盗難の標的にならないように現金を持ち歩くことはありません」と彼は付け加えました。
私の隣に立っていた夫が銀行カードを取り出し、配達人が言うように、小さな画面とキーパッドを備えた小さなモバイルカード端末の上にカードをあてました。
夫は暗証番号を入力するように求められ、領収書が印刷されました。
支払い済みのコピーを受け取りました。
配達員は、すべてが順調であると言い、ボンヌ・ジュルネと言い残して去って行きました。
ところが、恐ろしいことに、木曜日から次の月曜日までの間に、さまざまなATMで4,000ユーロが口座から引き落とされました。
どうやら、配達員が持っていた「モバイルクレジットカードリーダー」は、暗証番号を含むすべてのカードの詳細を写した「ダミー」カードを作成するためのもののようです。
このカード詐欺に気づいた後、すぐ銀行に連絡し、新しいカードを発行してもらい、ハッキングされたカードはブロックしました。
また、警察と直接話をしましたが、他でも同じような被害を受けていたことがわかり、これは確かに詐欺であることを確認しました。
『注意!!』
自分で注文していなかったり、思いがけず送られてきた「サプライズギフトまたはパッケージ」(cadeau ou colis surprise)には注意してください。
特に受け取りの条件としての支払いのある場合は要注意です。
送り主がわからない場合には、受け取らないでください。
何よりも、銀行カードを使うのは、自分で購入または取引をしたときだけです。
これをあなたの周りの人々と共有してください。誰かがだまされるのを防ぎます。
(拡散されているメールの概訳)
Kiyomi TANAKA
パリを拠点に活動するクリエーティブディレクター&デザイナー。
日本でデザイン制作会社に勤務後、独立し日本郵政公社、帝国ホテル、JAなど大手企業や有名ホテルなどのデザインを手がける、その後、渡仏、ブランディングデザイン事務所[Fleurirdesign]設立。
ブティックやサロン、クリニックやカフェなどの立ち上げからのブランディングトータルデザインの経験も多数あります。
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