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【デザイン日記】オランダで開催されるセミナー広告デザイン

JRO主催のオンラインセミナー「鮮魚の扱いと日本料理の技」のWEB広告デザインを作成させていただきました。

 

前回のパリでのセミナー「活け締めの技ーL'art de l'IKEJIME」は活け締めの素晴らしさを配信され、今回はそれに加え、鮮魚のさばき方と焼き魚料理という見どころ満載のイベントです。

 

今回は日本語と英語バージョンでの作成でした。 

こちらは日本語。

在オランダ日本国大使館HP、facebookにこちらのイベントが告知掲載されました。

自分のデザインが大使館のホームページに掲載されると、感慨深いです。

 

前回のパリでの「活け締めセミナーと雰囲気を変えて、今の爽やかな春のイメージで爽やかにデザインいたしました。

同じレストラン業界を対象にしたセミナーであっても、デザインで表現方法やコンセプトを変えてデザインすることにより、デザインに豊富なバリエーションが出せます。

 

今回は、フランス語ではなく英語だったのですが、フランス語よりも英語のほうが文字数が少なく、デザインの扱いがしやすかったです。

 

一つの言語のみだと、それだけでデザインバランスを整えて完結するのですが、一つのビジュアルイメージで他言語で作成する場合、日本語でバランスが良くても、フランス語、英語ではバランスが崩れるので、他言語で作成する場合は事前に空き具合を考えながらデザインを考えないといけないので難易度が高いです。

 

そういう意味でも、やはり日本語はメリハリを効かせやすい言語だと思います。日本語は深いですね。

 

今回は「鮮魚」ということで、それを背景の和風の水をイメージさせる模様で表現しました。

筆文字で「和」のイメージを取り入れることで、やはり外国の方がイメージする「和」のイメージを表現しました。

 

フランスは先週の金曜日からさらに外出制限が厳しくなりました。

そのような不安定な中、新鮮な魚を仕入れ、Zoomを使用され安全に行われるイベントのデザインをご依頼いただき担当させていただけたこと、今回もとても光栄に思います。

Kiyomi TANAKA


パリを拠点に活動するクリエーティブディレクター&デザイナー。

日本でデザイン制作会社に勤務後、独立し日本郵政公社、帝国ホテル、JAなど大手企業や有名ホテルなどのデザインを手がける、その後、渡仏、ブランディングデザイン事務所[Fleurirdesign]設立。

ブティックやサロン、クリニックやカフェなどの立ち上げからのブランディングトータルデザインの経験も多数あります。