フランスで１月といえば、ガレット・デ・ロワ ！
イブリンヌ県のガレット・デ・ロワ コンクールで１位を獲った店がヴェルサイユにあると聞き、
晴れた日に息子と出かけました。
うーん、晴れていてもやはりちょっと寒々しい冬のフランス。
お店に向かっていると、名門校オッシュを発見！
「ここにあったんだねー」と話しながら見てみると、奥に何やら立派な建物が！？
その建物が何かも分からないけど、さすがオッシュ。。。
そして、到着「AU CHANT DU COQ」
ヴェルサイユに住む日本コミュニティの間で、日本人がヴェルサイユにパン屋さんを出したらしいと噂になっていたお店だとは知らずによく前を通っては「なんだか小洒落た店やなぁ」と思ってましたすみません。
改めてみると、本当に美しい外観。
そして店の前には椿の鉢がセンスの良さを感じさせます。
ストールの黒の棒がとてもシックで薄い上品なグリーンにポイントであしらわれた文様が綺麗です。
店の前には長蛇の列が！
基本的に何にしても並ぶなら別の店に行く派の私と息子ですが、せっかくなので待ちます。
フランスでパン屋さんに１０人くらい並ぶのは日常茶飯事。
売り場のお姉さんはとても優秀なのであっという間に前に進みます。
店には、夢のようなお菓子が。
でも「今年はもうガレットの予約受付をしていません」という文字が。
不吉な予感。
案の定、ガレット・デ・ロワは今日はもう売り切れで、何時に来たらありますか？と聞いたら「開店の７時半にきてもあるかどうか。。。」とのお答え。
さ、さすが。。。
「ないものは仕方ないね。」とサクッと諦め別のお菓子やパンを購入した私と息子。
パンも美味しければ、ケーキも絶品でした。
中でも最も驚いたのはクイニーアマンの美味しさ！！！
私が今まで食べた中で一番美味しかったです。でも、写真撮ってない。
私も娘も絶賛！バター風味が濃厚なので、バターが苦手な息子はケーキの方が好きと言ってました。
それにしても、いつも歩かない道を歩くのは色んな発見があって楽しかったです。
この犬（なのか？）のドアノブとか本当に面白くて可愛い。
本当に冬時間のフランスでこんなに気持ちいい青空は貴重です。
息子との散歩、めっちゃ楽しかったです。
Kiyomi TANAKA
パリを拠点に活動するクリエーティブディレクター＆デザイナー。
日本でデザイン制作会社に勤務後、独立し日本郵政公社、帝国ホテル、JAなど大手企業や有名ホテルなどのデザインを手がける、その後、渡仏、ブランディングデザイン事務所［Fleurirdesign］設立。
ブティックやサロン、クリニックやカフェなどの立ち上げからのブランディングトータルデザインの経験も多数あります。