こんにちは!フルリールデザインの田中です。
今、フランスは日本のゴールデンウィークより少し遅れた連休中です。
先日、デザインを始めたいという人にお勧めの本を聞かれたので、ここに書いておきます。
私自身、プロのデザイナーとしての経験は長く、デザインを教えている立場でもあるのですが、実際に使用するツールは多分驚くほど少ないです。
デザインを始めた頃は、覚えた技を使ってデザインを作るという工程を楽しんでいましたが、ある程度デザインができるようになってからは、すでに頭に浮かんだデザインをどう形にするかなので、それに必要なツールは大体決まってくるからです。
実際にソフトを使いこなせる事と、良いデザインが出来るということはイコールではありませんが、様々な手法を知っていると当然デザインの幅は広がります。
そんな自分も日本から購入して手元に置いてある本があります。
Adobeソフトの使い方は、こちら。
↓
Adobe社のイラストレーターとフォトショップの使い方を詳しく説明してあります。
これからデザインを学びたい人にはもちろん、プロでもそばに1冊あると助かります。
この本は、全ての手順や考え方を丁寧に解説してあるので、
これからIllustratorを習得する人や、一度チャレンジしたけど挫折した人、プロにもオススメです。
実際に私が使用するのは数ヶ月に一度という物凄く稀なのですが、
プロがどんな時に使うかというと、ソフトのバージョンアップによって、ツールが追加されたり、オブジェクトや効果の配置や名称が変わる時に
「あれ?ここにあったはずなのに・・・はて?」と戸惑うことがあるので、そういった時に使用します。
もう、ソフトを使える人も、このような使い方ができるので、これから一から学びたいという人にはもう本当に便利な1冊になると思います。
私もデザイナー駆け出し時代は、デザインどころかソフトの使い方もおぼつかなかったので、朝から晩まで、空き時間にずっと持ち歩いては見ていました。
デザインの道は1日にして成らずで、進めば進んだだけ新しい扉のようなものが見えてくるのがデザイン業界の面白さです。
今でもデザインについてはこれからも精進したいですね。
Kiyomi TANAKA
パリを拠点に活動するクリエーティブディレクター&デザイナー。
日本でデザイン制作会社に勤務後、独立し日本郵政公社、帝国ホテル、JAなど大手企業や有名ホテルなどのデザインを手がける、その後、渡仏、ブランディングデザイン事務所[Fleurirdesign]設立。
ブティックやサロン、クリニックやカフェなどの立ち上げからのブランディングトータルデザインの経験も多数あります。
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