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2度目の外出制限

フランスは今、2度目の外出制限中。

でも、今回は前回と大きく違うのは、子どもの学校がいつも通りある事と、仕事のために必要なものを買いに行けること。

他にも細かく異なる点はありますが、なんとか経済を回そうとしているのだと思います。

 

子どもが学校に通っていると、子どもが感染源になるのではないかとも思うのですが、

実際、学校がなく子どもの宿題や勉強を見ながら仕事をする事はほぼ無理です。

今回は、このような状況でもなんとか経済をまわしていこうという感じなのだと思います。

 

学校があれば、当然送迎をするので、私的にはもはやほとんど日常と変わらないです。

もちろん、外出制限で決められた事は全て守っていますが、それでも日常とほぼ変わりません。

子どもの学校では今までは11歳以上はマスクが義務だったのですが、今はそれが6歳以上になりました。

 

コロナウィルス以外にも、テロやアジア人を標的に攻撃しろというSNSが出回ったりと、気をつけないといけない事が多すぎます。

 

 

 

 

SNSを見ても、自分の子は日本人に見えないから外で日本語を話すなと伝えている。送迎はフランス人の家族や夫にお願いしている。という人が「気をつけて!」と拡散しているのを見ると、正直いかがなものかと思います。

どう見てもアジア人、日本語セクションのあるフランスの公立校に子を通わせ、一人で子ども2人を育てている自分からすると、逃げも隠れも出来ず、いつも相当な覚悟と緊張感をもって子どもを育てています。

以前のテロの時も思ったのですが、自分は隠れる事も出来、安全な場所から最前線の危険な場所にいる人に「気をつけて!」とSNSなどで拡散するのは、なんというか気持ちは分かるのですが、言われても釈然としない気持ちになるのです。

 

色んな意見があって当然で、それを否定するつもりもありませんが、

最前線で気をつけないといけない人は、もうとっくに気をつけています。

こういった事は、在仏日本大使館に登録している邦人にはメールですぐに連絡が入ります。

 

私の友人も個人的にメッセージなどで「こういうニュース見たから気をつけて!」という事を伝えてくれます。

それはとてもありがたいことで、素直にしっかり気をつけようと思います。

 

 

でも、個人のメッセージとSNSで拡散するのとはやはり大きく異なると思うのです。

そして、それをまた日本のYahooニュースなどで取り上げ、フランスにいない日本人までも、さも自分が攻撃されたかのように騒ぎ立てる。不安はどんどん拡大していく。

これがSNSの怖いところだと思います。

 

言われのない不当な扱いや攻撃には毅然とした態度が必要です。

すでにフランス当局はこのSNSアカウントを閉鎖し、捜査しているので

相手にせず、騒ぎ立てず、最大限気を付ける。これが最も鎮静化させる事だと思うのです。